ウルル・カタジュタ国立公園
あと、資料はまだ古いやつになりますので、遺産名も古いままかもしれません。
まあそこは、2019年の検定テキストが来てからということで。
遺産名:ウルル、カタ・ジュタ国立公園
登録国:オーストラリア連邦
登録基準:ⅴ・ⅵ・ⅶ・ⅷ(複合遺産)
いわゆる「エアーズロック」のこと。
オーストラリアのど真ん中、ノーザンテリトリー州の南部に位置しています。
この辺は乾燥帯、砂漠気候に属しており、風化作用も強かったと思いますが、それでも巨大な一枚岩として残っています。
それだけ硬い岩からなっています。
一枚岩としては同じオーストラリアのマウント・オーガスタについで2番目の大きさ。(世界最大ではない)
一枚岩といえば、ブラジルのリオデジャネイロにある「ポン・ジ・アスーカル」も同様(こっちも世界遺産、カリオカの景観群ですね)。いわゆる「モナドノック(残丘)」という地理用語で出てくるものです。
先住民アボリジニにとって、ここは聖地として扱われているとのこと。
アボリジニにも色々な部族がいますが、アナング族という部族がこの辺りには生活しています。彼らによって、いくつもの岩絵が描かれているのも特徴です。