タスマニア原生地帯
遺産名:タスマニア原生地帯
登録国:オーストラリア連邦
登録基準:ⅲ・ⅳ・ⅵ・ⅶ・ⅷ・ⅸ・ⅹ(複合遺産)
今回はタスマニア島について。タスマニア島といえば、その名を冠した動物「タスマニアデビル」が有名です
ね。上顎の2本の牙と、屍肉が主食だったからそう名付けられたようですが、普通に写真で見るとその命名に違和感があります。
あと、ウォンバット(オーストラリアにもいますが)などが有名ですね。
まあそんな動植物が多く見られるのがこの遺産の特色です。
タスマニア島はオーストラリア南部の島。この辺は偏西風の吹く緯度のため、海からの湿った風が降水をもたらしやすく、本島より降水量が多く、豊富な植生が見られるのでしょう。
また、かつてタスマニア島独自のアボリジニが生活しており(現在は絶滅)、その岩絵が残っていることが文化遺産としての価値を持っています。岩絵は型の上から絵具などを刷りだすステンシル技法が用いられているということです。